そんなに強いお酒を飲んだとかではないので二日酔いになるなんてこともなく起床し、8:00前にチェックアウト。
今日はがっつり湯めぐりすべく、塩原方面へと向かいます。
途中で朝食をとりつつ、約2時間で塩原に到着。
車を「塩原温泉ビジターセンター」に停め、塩原渓谷歩道沿いにある「不動の湯」と「岩の湯」を目指し・・・たはずなのですが、いっこうにそれらしきところにたどり着けません。ネットで調べたら、このビジターセンターから歩くべし、と載っていたのだけれど・・・。方向音痴っぷりをいかんなく発揮してしまいました。

森の中で30分ほど彷徨っても活路を見いだせず、途方に暮れてビジターセンターでもらった散策マップを眺めていると、キャンプやコテージなどでの宿泊ができる施設、「塩原グリーンビレッジ」からも目指す温泉へとたどり着けそうであり、ちょうどその中にある温泉施設でもお湯をいただこうと思っていたので、とりあえず車をそっちに移動です。
「塩原グリーンビレッジ」から無事に遊歩道へと入る道を見つけて奥へと入ってゆくと、「不動の湯」を示す道標があります。こんどはだいじょぶそうです。
距離にして約1kmくらい歩いたかな。坂がけっこうきつかったけれど、なんとか「不動の湯」に到着です。

○不動の湯
那須塩原市の旧塩原町にある「不動の湯」。
塩原温泉郷のひとつ、福渡温泉に属する温泉です。
>>詳しくはこちらで 次に目指す「岩の湯」は、「不動の湯」から5分ほど。箒川をかいま見つつ、進みます。

○岩の湯
「不動の湯」から歩いて5分ほどのところにある「岩の湯」。
脱衣所の柵や岩など、「不動の湯」よりは目隠しの部分は多いけれど、川を挟んですぐ向かい側が整備された遊歩道だったり宿泊施設だったりするので、ちょっとしたことで丸見えになってしまううえに、落ち着きに欠けるかも。
>>詳しくはこちらで ふたたび「塩原グリーンビレッジ」に戻り、この施設内にある温泉施設へ。
3月26日の記事 で書いた、雑誌「自遊人」の無料入浴パスポートが使える施設であります。
○福渡温泉 〈開運〉福の湯
那須塩原市の旧塩原町にある「福渡温泉 〈開運〉福の湯」。
キャンプ、コテージなどでの宿泊ができる「塩原グリーンビレッジ」の中にある温泉施設です。
>>詳しくはこちらで 3箇所でお湯に浸かると、もうお昼時。
このあとは川治温泉へと向かうのですが、その前に腹ごしらえ。
塩原温泉街の中心方面へと車を進め、「こばや」で「スープ入り焼そば」をいただきます。
さてこの食べ物、名前だけではイメージしにくいかあるいはややグロテスクなものさえ想像してしまいがちだけれど、これがなかなか、ラーメンと焼きそばの華麗なる融合、というと大げさかな。でもけっこうウマいのです。
見た目と同様、味も焼そばよりはラーメンに近いのですが、さりげなく主張されるソースの風合いが絶妙。
だまされたと思って、いちどお試しいただきたい味であります。なお画像は、大盛りであります。

腹ごしらえを終えて川治温泉方面へ。
日塩もみじラインを使えば近道になるけれど、有料道路はなるべく通らないつもりでいましたので、ぐるっと大回り。
すると、ぜんぜん意図していなかったのですが、道の駅「湯西川」を案内する標識に遭遇。しかも、あと500mほどだと。
この道の駅は昨年8月、スタンプラリーの期間中にオープンしたところで、ほかのどの道の駅からも遠く、今年のラリーに参加したなら苦労しそうな道の駅のひとつ、というのは今回は関係ないのですが、中に温泉施設を備えているのです。
そうなりますと、当初は予定していなかったけれど、立ち寄らねばなりません。
○道の駅 湯西川 湯の郷湯西川観光センター
日光市の旧栗山村に昨年できたばかりの道の駅 湯西川のメイン施設、「湯の郷湯西川観光センター」。
この中に、温泉施設があります。
>>詳しくはこちらで 今度こそ川治温泉へ向かいます。
目的とする温泉は、「川治温泉岩風呂 薬師の湯」。
ここも、「自遊人」の無料入浴パスポートが使える施設であります。
○川治温泉岩風呂 薬師の湯
日光市の旧藤原町にある「川治温泉岩風呂 薬師の湯」。
国道121号から細い道へと入り、発電所の脇を抜けた先にあります。
>>詳しくはこちらで これで今回の湯めぐりはおしまい。
また一般道で山梨へと帰ります。
帰りは昨年、無料化された霧降高原道路で日光へ出て、そこから国道122号で群馬に入り埼玉へ抜け、また雁坂トンネルを通って山梨へ戻るルート。距離は約260km。
渋滞もほとんどなかったのだけれど、休憩を適宜はさみつつ帰ったら、6時間くらいかかってしまいました。
さすがに疲れました。が、懐かしい人たちとも会えたし、よい旅でした。