サイボクハム が経営する日帰り温泉施設です。
この施設は、タオルや館内着がつくわけでもないのに入館料が1,500円と高いのですが、18:00を過ぎると1,000円で利用できるので、その時間を狙って訪れました。
館内は、さすがにそれなりの料金をとるだけあって高級感が漂い、フロントの対応なども心地よいものです。
浴室は「風月の湯」と「花鳥の湯」の2つがあり、男女週替わり。今日の男湯は「花鳥の湯」でした。
露天風呂を広くとった浴室は、内湯には細長い中くらいの「まきばの湯」と、小さな腰掛け湯とマッサージ浴がある程度。浴槽よりも洗い場を多くとっています。
露天風呂は、大きな岩風呂を中心に、階段を昇った先のけこう高いところに小さな円形の「花鳥の湯」、その階段の踊り場的な位置に、通り道みたいでえらく落ち着かないですが「隠れ湯」、少し低くなったところに「洞窟風呂・望季の湯」、そして3箇所の壺湯があり、たいへん変化に富んだ構成となっています。
とくに洞窟風呂は、表の様子が見えないこともありほかとはまったく異なる雰囲気で、その微妙な閉塞感と、それでいて岩の間からくりぬかれたような格好で空が眺められるシチュエーションはワクワクするような気持ちにもなり、とても気に入りました。
お湯は、マッサージ浴と壺湯以外で、温泉を使用。
中でも「まきばの湯」と「花鳥の湯」そして浴室入口にあるかけ湯では、源泉掛け流しです。
ほぼ無臭ながらやや白濁したお湯はベタつきを感じるもので、かなり混み合っていたのですが給湯量もそれなりにあり、鮮度を感じるステキな温泉です。
この施設は、通常料金が高いのは難点ですが、お湯と設備はスバラシイものがありますので、機会があればぜひ立ち寄っていただきたく思われるところでありました。
なおサイボクハムの豚肉、ハム、ソーセージなどを扱うレストランやショップ、あるいはパークゴルフ場やアスレチックなどの施設も併設しておりますので、お風呂以外でも、じゅうぶんに楽しめます。

■ サイボク天然温泉 まきばの湯 ★★★★☆
埼玉県日高市下大谷沢546
http://www.makibanoyu.jp/
【 theme!! 渋谷で5時/鈴木雅之 (1993) 】
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