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2008年03月23日

ホテルやまなみ

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 石和温泉の「ホテルやまなみ」。
 駅前にあるショッピングセンター「サティ」の隣りに建つ大きなホテルです。

 実は全国市町村職員共済組合連合会が運営するホテルなのですが、公共の宿にしばしば見られる質実剛健さというか素っ気なさはほとんどなく、また清潔感があり細かい心配りの感じられる館内は、とても良好な印象です。

 浴室は、入口からずっと奥、中庭を眺めつつ通路を進んだ先。
 「水晶の湯」と「檜木の湯」の2種類があり、男女入替制になっているもよう。今日の男湯は、「檜木の湯」でした。

 大きなホテルらしくひろびろとした浴室で、洗い場には大きめの仕切りがつけられるなど、高級感があります。
 浴槽は、フチを木であしらった大きなものとと、「四季の湯」と名づけられた小さめのもの。
 「四季の湯」はイベントバス的な位置づけでしょうか、ワイン風呂になっていました。

 露天風呂はその立地から周りにしっかりと柵が設けられてはいますが、けっこうな広さがあるので開放感はあり、岩や植物が効果的に配されていてじゅうぶんにゆったりとくつろげる佇まいです。
 屋根つきの大きな岩風呂とスダレのかかった小さな浴槽があり、小さなほうはちょっと気づきにくい位置にスイッチがあって、ボタンを押すことでジャグジーバスになるタイプです。

 お湯は、県管理の源泉を使用。循環されて温泉らしさはなく、ワイン風呂が適温なほかはどれも熱めで長湯に不向きなのは残念ですが、今くらいの時期であれば露天で浴槽のフチに腰掛けてぼんやりしてみると、たいへんに居心地よく感じられます。

 立ち寄り湯はタオルもつかずに1,200円と高めではありますが、お湯にこだわらなければ、宿泊したとしても満足できるお風呂ではないでしょうか。悪くなく思われました。

ホテルやまなみ

■ ホテルやまなみ ★★★☆☆
  山梨県笛吹市石和町松本字塚越222-4
  http://www.hotelyamanami.com/
【 theme!! いつか離れる日が来ても/平井 堅 (2008) 】
FAKIN' POP


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2008年03月22日

高砂湯

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 甲府市にある銭湯、「高砂湯」。
 甲府駅からも近い、小ぎれいな通りからちょっと入った細い道沿いにあります。
 周りは一方通行の道が多く、すぐそこなはずなのに行けない、というもどかしさを感じながらたどり着きました。

 受付は番台式で、昔ながらの正しい銭湯の面影を残します。
 狭めの浴室は、古びたタイル張り。そこかしこに補修のあとは見えますが、明るい雰囲気で清潔感もあります。
 洗い場は壁沿いと浴室の中央に計15箇所ほど。壁沿いのほうは固定シャワー付きで利用しやすいつくり。
 浴槽は中小2つ。温度に差はなく、中くらいの浴槽はジェットぽいもの装備です。

 お湯は、屋号には入っていないけれど、温泉です。
 ややにごりがある程度で、循環もされていて浴感は薄いですが、薬品臭はきつくなく、適温よりちょいぬるめの設定になっていてのんびりとお湯に浸かることができます。
 ただ浴槽が深いので、底にお尻を付けてお湯に入ることができないのは、ちょっと難儀するところではありました。

 この銭湯、わざわざ訪れるほどのところではなかったですが、駅からも近く車を使わなくても行くことができ、古き良き銭湯の佇まいも悪くないですので、機会があれば利用してもよいかと思われました。

高砂湯

■ 高砂湯 ★★☆☆☆
  山梨県甲府市朝日2-16-10

【 theme!! The Changing Same -変わりゆく変わらないもの-/平井 堅 (2000) 】
THE CHANGING SAME


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2008年03月09日

ホテル新光

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 笛吹市の石和温泉にある「ホテル新光」。
 すみませんあまり聞いたことのないない名前だったのですが、訪れてみるととても大きな宿でびっくりでした。全110室、800名を収容できるのだとか。ちなみに経営は、東京の帽子屋さん であります。

 フロントで立ち寄り湯の受付を済ませ、浴室は入口を入ってすぐ左のほうへずっと進んで行った先。手前と奥に浴室があり、男女入れ替え制でしょうか、男湯は奥のほうでした。

 浴室は大きく、内湯に大浴槽が1つ。変わったつくりではないけれど、団体さんが来ても窮屈な思いをしなくてすみそうな広さがあります。
 内装はベージュ系で明るく、よりひろびろ感があるように思えます。
 大浴槽の奥から出入りする格好の露天風呂もあり、こちらは昨年の8月に新設されたらしく、さすがに新しげ。
 足湯かと思うほど長細く、スペース的には苦心のあとが見えます。
 基本的には石張りで素っ気ない形状ですが、腰掛けとして岩や木を配し、旅館らしい落ち着いた雰囲気は醸されています。
 屋根もかけられ、周りは壁で覆われていて開放感はまったくないですが、立ち上がればその向こうにはよく手入れされた中庭を望むことができます。お湯に浸かりながら見られたらもっとよかったのですが、立地からしてそうもゆかないもようです。

 お湯は、自家源泉。ホームページによれば「天然温泉100%掛け流しです。」とのことで期待していたのですが、内湯は完全に、循環式かと。脱衣場に掲示されている湯づかいに関する表示にも、その旨が記載されています。
 露天はもしかしたら湯口からのお湯は源泉かもしれないと思わせるものでしたが、おそらく50度くらいに加温されていて、熱くてうっかり触れることもできませんでした。
 また露天の浴槽の床には、もとは湯の華だったのでしょうか、浴槽内に置かれた岩の隙間とかに沈殿物が多く見られ、「四角い部屋を丸く掃く」的な清掃なんではとか思わざるをえません。さらにコケが生えているところさえあり、ちがっていたら申し訳ないのですが、ちょっと清潔感に欠けるようにも思われてしまいました。

 そもそも「源泉掛け流し」と謳っておきながら実際には循環式な時点でどうかと思うところなのに、露天のあの状態はいかがなものかと。
 改めたほうがよさそうな部分の多く見られるお風呂でありました。

ホテル新光 内湯 露天風呂

■ ホテル新光 ★☆☆☆☆
  山梨県笛吹市石和町八田97
  http://www.hotel-sinko.co.jp/
【 theme!! 最後に咲く花/坂本サトル (2000) 】
走る人


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2008年03月03日

ホテル吉野

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 甲府市の湯村温泉にある「ホテル吉野」。
 名前こそ「ホテル」ですが、中に入ると極めて家庭的な、旅館ぽいというかややもすると民宿ぽくさえある佇まいです。
 ちょうど夕食時に訪れてしまい、忙しそうにされている最中、立ち寄り湯の受付をしていただいて入口のすぐ脇にある浴室へ。
 宿泊されている方々はもう宴会を始めているとのことで、貸し切りでした。

 浴室には、内湯にわりとシンプルなタイル張りの大浴槽が1つ。
 だいぶ古びており、ちょっとヤバげな気配さえ漂います。

 が、お湯はなかなか。
 泉温50度強ほどの源泉が、おそらくは非加熱で掛け流されているもよう。
 無色でやや重曹系のにおいがあるほかは強い特徴を感じるものではないですが、浴槽内ではややぬるめで、気持ちのよいお湯です。

 と、そんなお湯に浸かっていると、窓かと思っていたところに取っ手が付いているのを発見。
 あやうく気づかないところでしたが、その向こうは、露天風呂になっていました。

 三角形に近い、かなり狭いスペースにこしらえられ、また周りは柵などに囲まれていて半露天的ではありますが、2人も入ればいっぱいの、できれば1人で占領したいサイズの浴槽は陶器でできていて小さいながらもたいへんに味があり、露天風呂全体は木の風合い、湯口は石、そして陶器の浴槽にはスポットライト的に照明が当たるようになっており、ここだけ圧倒的に良好な雰囲気を醸す空間となっております。

 さらに特筆すべきは、ここのお湯。
 浴槽の大きさに対して源泉の投入量が多いからか、茶色い湯の花が大量に舞い、体にはあっという間に細かな泡つきが激しく見られます。かなりの鮮度です。
 外気温のせいもあってけっこうぬるく、最後に内湯で締めないとお風呂から上がるのがためらわれるほどではありますが、ものすごく気持ちのよいお湯です。

 ここのお風呂は、宿も全体的にそうなのですが、デコレートが下手というか、そこらで買ってきたような鉢植えや小物がぼてぼて置かれていて、それらが魅力をスポイルしているような気もするのだけれど、露天風呂はスゴイです。
 立ち寄り湯の受付も基本的に9:00〜21:00と長く、そして料金は500円と宿のお風呂にしては実に控え目でありますので、甲府へ来られた折りにはぜひとも訪ねてみていただきたいところと感じました。

ホテル吉野 内湯 露天風呂

■ ホテル吉野 ★★★★☆
  山梨県甲府市湯村3-11-14
  http://www.yumura.com/ (湯村温泉旅館協同組合ホームページ)
【 theme!! Saturday/コブクロ (2005) 】
NAMELESS WORLD(初回限定盤)(DVD付)


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2008年02月27日

都温泉

 甲府市にある銭湯、「都温泉」。
 シンプルな平屋建ての建物ですが、ご主人の趣味とかでしょうか、看板類がちょっとシャレています。
 引き戸を開けて中に入ると、ひな人形が飾られています。浴室入口の扉にもひな祭りっぽいアレンジが施され、季節感があってなかなかです。

 番台で料金を支払い、浴室へ進みますと、逆にこちらはいたって平凡。
 狭めな中に、中くらいの浴槽2つがあります。片方はバイブラ装備。洗い場は固定シャワーつきです。
 適温に設定されたお湯に気持ちよく身を沈めながら浴室内を見回してみたのですが、ほんとに特徴が見あたらないです。

 なおお湯は、循環式でありながらも薬品臭とかは気にならないのですが、無色透明でこちらも特徴がなく、温泉なのかなと疑ってしまうほど。
 温泉の分析表とかも掲示されてなかったので、帰ってきていちおう、山梨県のホームページに掲載されている「 山梨県内温泉利用施設一覧 」 (PDFファイル) を確認すると、やはり載ってなかったです。
 お湯にやわらかさはあったようにも思えたので、地下水とかを使ってはいるのかもしれないですが。

 この銭湯、決して悪いところがあるわけではないのですが、よいところもそんなになく、おもしろみにかけるところかな、と思われました。

都温泉 ひな人形 扉もひな祭り

■ 都温泉 ★☆☆☆☆
  山梨県甲府市中央5-7-19
【 theme!! He Lives in You/TRF (1999) 】
Burst drive mix-album-


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2008年02月24日

旅館 喜仙

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 石和温泉にある「旅館 喜仙」。
 スナックや居酒屋の建ち並ぶ、ある意味では石和温泉らし街並みの中にある旅館であります。
 ちなみに正式な名称では、「喜」は「七」を3つ書いた略字で表されます。

 さて、建物の外観はだいぶ古びて見えますが、ロビーなどはキレイに保たれ、清潔感を感じます。
 浴室は1階の奥のほう。随所に古さを感じはしますがひろびろとしていて、浴槽も大きく、なにげに悪くないです。

 内湯の浴槽をまたぐ格好で架かる小さな石橋をわたった向こうには、露天風呂があります。
 それなりの面積がとられ、しかもそのほとんどが浴槽になっていて、20〜30人は余裕で入れてしまうでしょうか、荒っぽくも思われる広さがあります。
 浴槽こそタイル張りではありますが、お風呂の外とは大きな岩と樹木であいまいに仕切られ、街中の露天風呂にあってこの開放感はたいしたもの。すごく気持ちよくお湯に浸かれます。

 お湯自体は県管理の混合泉を使用。湯づかいは「掛け流しと循環式を適宜併用しています」というよくわからない表示になっており、それはともかくとしても薬品臭とかは気にならないものの温泉らしさはとくにないのですが、浴室は昭和の香りを感じるほどに古びてはいながらも当初の設計のよさが垣間見えます。

 立ち寄り湯のみの入浴料は浴用タオル付きとはいえ1,200円と高めだけれど、宿泊したなら旅の疲れをじゅうぶんに癒してくれそうな雰囲気を持っているように感じられました。

旅館 喜仙 内湯

 
石和温泉郷 旅館 喜仙(きせん)
【じゃらん】温泉旅館・ホテル1700軒が予約OK!日帰り温泉、クチコミ情報付

■ 旅館 喜仙 ★★★☆☆
  山梨県笛吹市石和町川中島482
  http://www.kisen.gr.jp/
【 theme!! 南行きのプロセス/東野純直 (1995) 】
Colorful


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石和常磐ホテル

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 石和温泉にある「石和常磐ホテル」。
 1964年に、湯村温泉の「 常磐ホテル 」が開設した宿であります。
 湯村のほうは高級な宿でたいへんに敷居が高いですが、こちらはそれほどでもなく、2食付きで10,000円弱くらいから泊まれるようです。

 とはいえさすが「常磐ホテル」だけあって、外観もフロント周辺も立派なもの。そこはかとなく高級感が漂います。
 フロントで受付を済ませ、浴室は1階のいちばん奥。

 「宝石風呂」と豪華な名前がつけられたこの浴室は、その名前とはウラハラに安っぽげなタイル張り。シンプルな大浴槽が1つあります。
 浴槽の床には、一部に色とりどりの石が配されているものの、とってつけたような印象です。
 が、壁に掛けられた「川中島合戦大絵巻」の、5m×2mあるというモザイク画には、さまざま石を光が透るくらいに薄く削って貼り付けてられ、絵柄がイマイチではあるのですが、よく見るとこれはけっこうなものかと。大きなアクセントになっています。

 露天風呂は、建物や塀に囲まれたごく狭いスペースの中に、円形の檜でできた浴槽があります。
 その形状もあり、足を伸ばして入るには2人くらいが限度かと思われますが、大きさを欲張らないぶん、風情ある箱庭的な空間との一体感はあり、良好な佇まいと感じました。

 なおお湯は、県管理の混合泉を使用。循環かつ加水されており、宿の規模を考えればやむを得ないところはあるもののほめられたものではなく、温泉らしさはないです。

 料金は浴用タオル付きで1,050円と、石和の旅館のお風呂としては平均的なところで、とくに露天風呂の雰囲気はけっこうよさげではあるのですが、旅館のお風呂に求めたいオリジナルな部分があまり感じられないのは、とくに「常磐ホテル」というブランドを背負っていることを考えると、残念にも思われました。

石和常磐ホテル 内湯 露天風呂

 
石和常磐ホテル
【じゃらん】温泉旅館・ホテル1700軒が予約OK!日帰り温泉、クチコミ情報付

■ 石和常磐ホテル ★★☆☆☆
  山梨県笛吹市石和町川中島1607-14
  http://www.tokiwa-hotel.co.jp/isawa/
【 theme!! ファイト!!/森高千里 (1991) 】
the best selection of first moritaka 1987-1993


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2008年02月23日

ホテル談露館

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 甲府市役所の裏にあるシティホテル、「談露館」。
 以前、飲み会で利用したことはあるのですが、日帰り入浴も受け付けているというので、訪れてみました。
 ちょうど今日は大安で、慶事的服装な方々も多くいらっしゃる中をかき分けてフロントで入浴のみしたい旨を告げて料金を支払い、浴室へ。入浴のみの料金は1,050円です。

 浴室は、1階ロビーの片隅、「BATH ROOM」との表示がなければトイレかと思ってしまいかねない扉の向こう。

 (たぶん)大理石を多く用いた浴室は、高級感はあるもののだいぶ老朽化した佇まい。
 そしてごくごく狭く、小さな浴槽が1つあるのみ。
 露天はないどころか、浴室には小さな窓が1つしかなく、その向こうには玉石を敷いたり竹をあしらったりと雰囲気づくりはみられるものの、狭苦しさは否めません。
 また直前まで誰か入っていたのか椅子や桶が散乱し、これについてはホテルのせいではないかもだけれど、第一印象としては、決してよいとは言えませんでした。

 が、湯づかいはなかなかのもので、やや茶色がかったお湯が、掛け流しで提供されています。泉温46度ほどとのことで、たぶん非加熱かと。
 肌触りこそ大きな特徴はないけれど、湯口付近ではやや甘いようなにおいと、ハッキリとした硫黄臭を感じます。
 甲府あたりのお湯で硫黄の香りがするのって、めずらしいかと。
 また浴槽内には黒い湯の華が大量に舞い、それはもう、あまり温泉に入らない人からしたら、ゴミがいっぱい!とか怒りだしそうなほど。
 源泉の温度は高いけれど冬場だからか浴槽内のお湯は適温で、お湯の新鮮さを堪能しながら、幸せな気持ちで長湯ができます。

 この施設の規模で1,050円はさすがに高いと思いますが、お湯自体は地味めながらも湯づかいはスバラシイです。
 もしかしたら甲府駅からいちばん近い日帰り入浴可の温泉かもしれないので、こちらまで来られた折りには、甲府の温泉を堪能されてみるのもよいかと思われました。

談露館 浴室

 
ホテル談露館
【じゃらん】温泉旅館・ホテル1700軒が予約OK!日帰り温泉、クチコミ情報付

■ ホテル談露館 ★★★☆☆
  山梨県甲府市丸の内1-19-16
  http://www.danrokan.co.jp/
【 theme!! IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME/Billy Joel (1980) 】
ビリー・ザ・ヒッツ


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2008年02月11日

奈良田温泉 白根館

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 旅館、「奈良田温泉 白根館」は、交通の便の悪い早川町の中でももっとも奥に位置する、奈良田温泉にあります。
 この旅館では、13:00〜17:00の限られた時間ではありますが立ち寄り湯も受け付けてくれているので、訪ねてみました。

 建物は、大きな岩を使った豪快な石垣と、白塗りの壁が印象的です。
 フロントにいた若旦那らしき方に快く受け入れていただき、別棟にある浴室へ。

 浴室は3箇所。たぶん内湯のみの総檜風呂と木造りの露天風呂、そして石造りの露天風呂付きの総檜風呂があります。
 これらを男女入れ替えで利用するようになっており、今日の男湯は、石造りの露天風呂付きの総檜風呂でした。

 脱衣場は、深い茶系の木を用いた情緒ある佇まい。内湯と露天風呂は、ここを経由して行き来します。
 まずは内湯へ入りますと、扉を開けたとたんに強い硫黄の香り。いきなり温泉らしさを感じさせてくれます。
 床、壁の低いところは石張りになっていて、それ以外は浴槽はもちろん、天井までもが檜づくりでたいへんに趣があり、うれしくなるような雰囲気。
 浴槽は2つ。湯口の近くにある小さめなものと、そのお湯が流れ込む格好の、ぬるめのものがあります。

 露天風呂には小さめな岩風呂があります。
 浴槽自体はオーソドックスにも見えますが、年季の入った木の屋根がかけられ、味のある風景を演出しています。
 雰囲気はよさげなのに清掃用具がチラチラ見えていたりなんてところもよくありますが、ここではそれもなく、文句のつけようがありません。言うことナシです。

 お湯は、無色ながら湯の華となにやら繊維状に見えるものが舞い、また強い硫黄臭と強いぬめりのある、すごく温泉らしいもの。
 掛け流しになっていて、飲んでみると塩味です。硫黄臭とも相まって、まるでゆでたまごに塩をつけて食べているかのような、おいしいと言ったらアレだけれど、よい飲み心地です。
 また源泉が50度弱と熱めなため、冬季は非加熱で提供され、それ以外の季節は熱交換により温度を下げているのだとか。
 ものすごくスバラシイ泉質と湯づかいです。いちど入ったら出たくなくなるお風呂です。

 決して高級な宿ではないけれど、設備もお湯も、最高級の満足感を得られるところでありました。
 早川町では確実に、いちばんよいかと。山梨県内でもトップクラスでしょう。
 こんどは機会をつくってでも、ぜひ宿泊してみたいと思わせる宿でした。

白根館 内湯 露天風呂

■ 奈良田温泉 白根館 ★★★★★
  山梨県南巨摩郡早川町奈良田344
  http://www.salps.net/user/shiranekan/
【 theme!! TIME WAVE ZERO/Nathalie Wise (2003) 】
film, silence


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元湯 蓬莱館

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 早川町の旅館、「元湯 蓬莱館」。
 すぐ向かいには山梨有数の高級旅館、「 慶雲館 」がありますが、こちらは湯治客向けといってもよいであろう鄙びた宿です。

 外観はそうとうに古びていますが、フロントは小ぎれいな印象。
 宿の人に案内され、浴室は奥にある階段で2階に上がり、さらに渡り廊下を進んだ先の別棟、木造でしょうか、歴史さえ感じさせるつくりの建物の中です。

 浴室は、脱衣場こそ男女別だけれど、混浴です。
 でも連休最終日のお昼時ということもあってか、幸いにも終始貸し切りで利用できました。

 浴槽は、年季の入った大きな木製のものが1つ。
 浴室がタイル張りでえらくくたびれた感があるのとは対照的に、重厚な雰囲気を醸しています。
 その浴槽は中で大中小3つに区切られ、その大きさにより、かなりぬるめ、ちょっとぬるめ、ほぼ適温と温度に差を設けています。

 お湯は、においはほとんど感じませんが、蛤のすまし汁のような白っぽい色合い。
 源泉掛け流しでお湯が提供され、湯の華が大量に浮きます。
 この湯の華が、オレンジ色のゼリー状で、まるで缶詰に入っているみかんみたい。こんなの始めてみました。パイプが詰まってしまうんではとか思われるほどけっこう大きなものまであり、たいへんにおもしろいです。

 なおこのお湯は、脱衣場に掲げられていた、2005年5月現在の湯づかいに関する表示によれば非加熱とのことだったのですが、湯口から出るお湯は35度前後でしょうか、とてもぬるいものです。
 そういえば向かいの「慶雲館」が新源泉を掘削したことで、こちらの湯量、泉温が低下したとかで裁判になっていたっけとか思い出しました。
 そのときにボイラーで加熱しなければならなくなった旨の情報もあったように思われ、もしかしたら今は加温しているのかもしれないです。
 が、それはさておき掛け流しの湯はたいへんに心地よく、とくにかなりぬるめのお湯にあってはずっと浸かっていたくなるほどのものでありました。

 設備はもちろん、湯の鮮度や特徴も「慶雲館」のほうがよろしいかと感じましたが、この鄙び具合もなかなかのもの。
 気分や好みで使い分けてもよいのかと。どちらもオススメできるお風呂でありました。

蓬莱館 浴室のある建物 浴室

■ 元湯 蓬莱館 ★★★★☆
  山梨県南巨摩郡早川町湯島73
【 theme!! 告白/吉田美和 (2003) 】
beauty and harmony 2


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身延温泉

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 身延町の「身延温泉」は、荘厳な身延山総門をくぐった先にある旅館であります。
 実は最近になって知ったのですが、ここは身延山唯一の温泉とのことで、またホームページを見てみると立ち寄り湯可である旨の記載もあったので、訪れてみました。

 この宿には食事処もあるのですが、見た目はそちらがメインかのような、こぢんまりとした佇まい。
 表に「入浴1回500円」の表示があったので堂々と中に入り、フロントで受付を済ませて廊下を進み、階段を下りた先にある浴室へ。

 フロントや廊下は小ぎれいなのですが、浴室周辺になると突然、設備がとても古び始めます。
 浴室そのものも、補修のあとがアリアリと残るくたびれたもので、また旅館のお風呂としては手狭にも感じられ、あまり気持ちのよい雰囲気ではないです。
 浴槽は、中くらいのタイル張りのものがひとつ。木の板でフタがされていたので、自分ではずして入ります。1枚1枚がとても重いので、全部ではなく必要な分だけです。
 露天風呂はないですが、建物が斜面に位置しているようで、地下かと思ったら窓があります。たぶんはめ殺しで開かないのだけれどその向こうには川が見え、とりあえずのどかです。

 お湯は、ほぼ無色。循環されているとのことですが薬品臭は気にならず。
 なにげにヌルキシ感もあるやわらかげなお湯です。
 40度ほどとぬるめの湯温に調整されてもいて、ゆったりと長湯を楽しむことができます。

 ちなみに洗い場の蛇口の一部からは、飲泉用に源泉が出ます。泉温26度くらいらしいのですがもっと冷たいです。
 無色でふつうに水が出ているだけにしか見えないけれど、かすかな金気臭があり、口に含むとけっこうなにがみとしょっぱさを感じます。かなりの温泉ぽさです。
 もちろん浴槽も掛け流しが望ましいのですが、源泉を体験できる場所があるってだけでも、ありがたいことかと。

 浴室こそげんなりでしたが、お湯は地味ながらも特徴があり、なんせ身延山で唯一の温泉でありますから、訪ねてみるのもなかなかおもしろいかと思われました。

身延温泉 浴室へ続く階段 浴室

自分で板をはずします

■ 身延温泉 ★★★☆☆
  山梨県南巨摩郡身延町身延3954
  http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4211/
【 theme!! 旅人/ケツメイシ (2006) 】
ケツノポリス5


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2008年02月10日

石和温泉

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 笛吹市で唯一の公衆浴場、石和町の「石和温泉」。名前があまりにストレートで、すごいです。
 場所もすごくて、国道411号につながる路地沿いにはあるのですが、その道は普通車1台がやっと通れるほどの幅しかなく、また国道との接続部は歩道が切れてなくてその先に道があることがたいへんにわかりにくくなっております。ぼくもカーナビでおおまかな場所は把握していたにもかかわらず、1回は通り過ぎてしまいました。

 そしてもう1つすごいところがあって、この銭湯は食堂もやっており、その奥が浴室になっているのです。
 なのでお風呂だけ入るのは気が引けたのですが、井を決して中に入ったところで入浴料を支払い、お風呂へと向かいました。

 有料の洗濯機、乾燥機、そしてなぜか鉄アレイやバーベルも置かれる雑然とした脱衣場を抜た先の浴室は狭く、奥に1つの浴槽を3つに区切ったかたちで、ふつうの浴槽、電気風呂、水風呂があります。
 その中でいちばん大きいのが電気風呂となっており、そのほかの浴槽ではゆったりと入るには2、3人が限度かと。

 ところでふっと壁に目をやれば、見事な富士山が描かれています。
 富士山といえば銭湯では定番にも思われますが、ぼくがいくつか訪れた甲府の銭湯では、本場であるにもかかわらず、お目にかかったことがなかったのです。ちょっと驚きました。

 さて洗い場は、固定シャワーつき。そしてなんと、シャンプーとボディソープが置いてあります。
 シャンプーが薄められていてえらく泡立ちが悪かったのはおいておいて、銭湯でこれらが装備されているのは初めてかもしれないです。
 そういえば浴室の入口には無料で使えるタオルがそっと置かれていたりとかもして、ご主人の細やかな心配りを見た気がしました。

 お湯は無色かつ循環され、薬品臭もやや気になるところであり、強めのキシミを感じる以外は温泉らしさもなくまた湯づかいも良好とは言い難いですが、いろいろな意味で興味深い銭湯ではありました。

 石和温泉で「石和温泉」に入る、銭湯だけど、ってのもおもしろいかと思われますので、うまく見つけられたなら立ち寄ってみてもよろしいかと。

石和温泉

↓ちなみに目印はココ。「小林公園前」交差点です。点滅してますが信号もあります。
 ここのおじゃま棒とおじゃま棒の間を北に入っていくと、「石和温泉」があります。

ここを入ります 小林公園前交差点

■ 石和温泉 ★★★☆☆
  山梨県笛吹市石和町市部1091-2
【 theme!! 恋涙/KinKi Kids (2005) 】
H album-H・A・N・D- (初回盤DVD付)


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ホテル平成

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 笛吹市の石和温泉にある「ホテル平成」。
 ビジネスホテルなのですが、大浴場があり、また立ち寄り湯可の看板も掲げられておりましたので、訪ねてみました。

 フロントで料金を支払い、2階にある浴室へ。入浴は2時間までとのこと。
 浴室は、洗い場も6箇所ほどの小さめなものですが、ビジネスホテルとしてはじゅうぶんな広さかと。なお露天風呂はありません。
 浴槽は、中くらいのシンプルなものが1つ。ただ、浴槽の中に仕切りがあり、でも高さが足りずにお湯を仕切ることはできない、機能的にナゾなつくり。なんだろう。腰掛けなのかな。

 お湯は、気持ち茶色がかったもの。薬品臭とかは気にならなかったけれど、循環仕様。
 湯量は毎分160リットル弱ほどありしかも自噴とのことで、このくらいの規模ならば掛け流しにもできそうなのですが。
 いや全部とは言いませんので、小さくてもよいから掛け流し浴槽があると、グッとお風呂の魅力も増そうかと思われまが、どうでしょう。

 と、そんなことを考えていると、浴槽の奥のほうにちょろちょろとお湯が出ているところを発見。
 触れてみると、微妙なぬるさ。そしてお湯が少なくてハッキリとは言えないのですが、かすかに硫黄臭がするような。源泉は35度ほどらしいですから、もしやこれが源泉でしょうか。ぬる湯好きにはたまらない温度と、温泉らしさがあります。
 ますます掛け流しのお湯に浸かってみたくなりました。

 ここのお風呂は、入っていてとりあえず悪い気分ではなかったですが、良い温泉とも言えず、立ち寄りするには魅力が薄いかと感じました。

 ただ仕事でこちらに来て宿泊される方におかれては、ホテルに大浴場があるってだけでも、ひとつのポイントにはなりそうですか。
 とはいえここの宿泊料はシングルで5,000円台くらい。同じ価格帯だとこのあたりの温泉旅館でも、甲府に近いという立地からビジネス向けの宿泊プランをやっていたりするところもあるんですけれど。

ホテル平成 浴室

 
石和温泉 ホテル平成

■ ホテル平成 ★★☆☆☆
  山梨県笛吹市石和町市部789-14
【 theme!! あなたへと続く道/コブクロ (2006) 】
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2008年01月27日

かんぽの宿 石和

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 今日は朝から午後の早い時間帯まで用事があったので、そのあと石和温泉の宿泊施設、「かんぽの宿 石和」を訪れました。
 通常は800円(土日祝祭日等は900円)とられるところを、15:00過ぎであれば500円と、宿のお風呂にしては格安で利用できるのです。
 また、日帰り入浴は18:00までであって、平日の仕事が終わったあとだと、立ち寄るのはちょっと無理なので、今日のような日が、訪ねるのには最適だったのです。

 さてここは、数々の宿が建ち並ぶ石和温泉の中でも大規模な、いわゆる「公共の宿」(民営化したからもうちがうのかな)。
 フロントで利用料を支払い、1階の奥にある浴室へ向かいますと、風情ある中庭があるなど高級感も醸されていますが、どことなく画一的な、公共施設然とした部分も顔を覗かせていて、どうも暖かみを感じません・・・というのはぼくの偏見でしょうか。

 浴室は、大きな宿らしくそれなりの広さがあり、浴槽は内湯に大小2つ、露天に中くらいのものが1つ。
 内湯は、床に茶系の石が敷かれたり、あるいは浴槽のフチに岩があしらわれたりと、シンプルでありながらも落ち着きのある佇まい。
 でも一方で、洗い場周りは無骨なステンレスで覆ってしまうとか、詰めの甘い印象も。
 露天風呂は、壁などで四方を覆われてはいますが、広くはないけれど狭くもない面積が確保され、圧迫感はさほどないです。
 浴槽にはこちらも岩が配され、また壁などには竹を模した樹脂製の柵が取り付けられて、さらにそこには雨の日用の笠が掛けられるなど、雰囲気づくりに力を入れている様は見てとれますが、いかんせん露天に接する壁がうすいピンクだったり、中途半端に凝った建物の一部が見えてしまうなど、宿というよりも公共の日帰り入浴施設のようにも感じられてしまい、残念ながらいかがなものかと思わざるをえませんでした。

 お湯は、内湯の大浴槽で温泉を使用。小さいほうの浴槽は水道水を沸かしています。
 そして露天風呂の浴槽はとくに表示がなく、温泉なのか不明。
 というのも、温泉を使った浴槽は無色かつ循環されていて塩素臭もきつく、となりの水道水の浴槽と区別がつかないくらい、温泉らしさがないのです。
 あまりよろしくない湯づかいでありました。

 ここのお風呂は、15:00以降であればお安くなりますので、温泉らしさを求めず、単純にお風呂に入りたいというのであれば、いや温泉地にあってそれで満足する方がどれほどいるのかアレですが、訪れてもよかろうと思われました。

かんぽの宿 石和

 
かんぽの宿石和

■ かんぽの宿 石和 ★★☆☆☆
  山梨県笛吹市石和町松本348-1
  http://www.kanponoyado.japanpost.jp/ (かんぽの宿ホームページ)
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2008年01月26日

城北の湯

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 甲府市の温泉銭湯、「城北の湯」。
 カーナビに目的地をセットしたとき、細い道沿いにあるのは確認できたのですが、それにもかかわらず、2回ほど入るべき路地を通り過ぎてしまいました。
 というのもこの銭湯が面している道路は、二輪車・軽車両・沿道家屋関係車両以外、入れないのです。
 こんなところに車で来てしまってどうしようと不安になりつつも、銭湯の前に出ていた「駐車場この先」みたいな案内看板に従ってそろりそろりと車を進めますと、びっくるするくらい広い駐車場がありました。
 その広さといったら、月極とかで一部を貸してもまったく差し支えないであろうほどで、しかも舗装されたばかりなのか、とてもキレイです。
 銭湯そのものも、最近掛け替えられたと思われる新しげな看板、そして入口も自動ドアになっていて、小ぎれいです。

 受付で入浴料を支払い、下駄箱の鍵と脱衣場のロッカーの鍵を交換し、浴室へ。
 雑然さはありながらも明るい脱衣場を抜けると、味の出始めている、レトロなタイル張りの浴室。
 その浴室は狭めで、T字型の浴槽をほぼ4等分に区切る格好で、熱めのバイブラ浴槽、適温の浴槽、バイブラ、ジェット装備の浴槽(打たせ湯もあったけれど止まってました)、電気風呂があり、さらにはミストサウナ、いったん脱衣場を経由する必要がありますが、高温サウナさえも備えます(高温サウナは苦手なので、入ってません)。
 ゆえにひとつひとつは小さいですが、ひととおりの健康ランド的とも言える設備があって、それでいてかなり古い設計と思われるあたりは、けっこう目を引くところであります。

 お湯は、無色透明の循環仕様。温泉らしさはまったくないけれど、薬品臭は気になるほどでもなく、それなりに気持ちよくお湯に浸かれました。
 ちなみに未確認ですが、浴室の入口横に水風呂があって、これだけやや白濁しておりまして、泉温はもともと23度ほどとのことなので、こしかしたらこれが源泉なのかな、とか。ちがうかな。

 この銭湯はすごくわかりにくいところにあり、わざわざ行くほどでもないですが、洗い場は固定式シャワーつきで利用しやすく、また営業時間が14:00〜24:00までと、遅くまでやっておりますので、運良く見つけられたなら、立ち寄ってみてもよいかと思われました。

城北の湯

■ 城北の湯 ★★☆☆☆
  山梨県甲府市北口3-8-19
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2008年01月10日

ホテル湯伝

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 甲府市の湯村温泉にある「ホテル湯伝」。
 外観に大きな特徴はないけれど、収容客数240人の大きな宿です。
 明治43年の開業とたいへんに歴史のあるこの宿が、今年の1月末をもって閉館するということで、立ち寄り湯しました。

 が、宿泊者に渡される「 湯めぐり手形 」用の、その日の入浴の可否を示す看板では、見事に入浴不可を示す「×」印。
 木曜なんていう中途半端な日に訪れたのが悪かったかと残念に思っていると、たまたま表に出ていた宿の人が、せっかく来たのだからと招き入れてくれました。なんてありがたい。
 お言葉に甘えて、入浴させていただきました。

 美しい深紅のカーペットが敷かれ、また暗めの照明が上質さを醸す中、1階の奥のほうにある浴室へと向かいます。
 「延寿の湯」、「扇の湯」の2つの浴室があり、男女入れ替え制なのかわかりませんが、とりあえず今日の男湯は「延寿の湯」でした。

 脱衣場はひろびろとしていますが、それに比べると浴室はあまり広くありません。
 露天風呂はなく、内湯に大浴槽が1つあるのみのシンプルなつくり。
 床に敷かれたグレーの重厚な石と、柱や浴槽のフチにあしらわれた大理石かな、光沢のある白い石がホテルらしい贅沢さを感じさせます。
 が、一方で、古さ際だつ浴槽内のタイルや壁のデザイン、無骨な白熱灯による照明、あるいはスパ銭クラスのリンスインシャンプーとボディソープなんかが、その贅沢さをスポイルしてしまっていて、なんとも惜しいところ。

 また、お湯は循環仕様。薬品臭こそ気にならないものの無色透明で、さっぱりとした浴感ではありましたが、温泉らしさはほとんど感じられないものでした

 入浴料も、浴用タオルとバスタオルはつきますが1,000円と宿のお風呂的な割高さを感じざるを得ず、入浴不可を掲げながらもぼくを招き入れてくれた宿の方には申し訳ないのですが、客観的に見ると、もちろんお風呂に限って言えばですが、あまりオススメできるところではありませんでした。

ホテル湯伝 入浴不可を示す「×」印 上質な館内

脱衣場 浴室

 
湯村温泉 ホテル湯伝

■ ホテル湯伝 ★★☆☆☆
  山梨県甲府市湯村3-11-10
  http://www.yumura-yuden.com/
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2008年01月06日

甲州西山温泉 慶雲館

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 交通の便の悪い早川町北部、車1台がやっと通れるようなトンネルさえくぐり抜けた先に突如として現れる大きく豪華な旅館。
 ここが山梨県内でも最高級の宿のひとつ、「慶雲館」であります。
 日帰り入浴を受け付けていることは 早川町のホームページ でも明らかにされていて知ってはいたものの、そもそも旅館のお風呂で立ち寄り湯するのは得意でないし、どうにも敷居が高いしでためらっていたところがあったのですが、新年ということもあり、思い切って訪れてみました(初湯ではないけれど)。

 気後れするほど大きな自動ドアを入り、フロントへ・・・行く前に出てきた宿の人に入浴料1,000円を支払って、促されるまま4階にある浴室へ。ちなみに入口があるのは3階になります。
 浴室のうち、日帰り客に開放されているのは、ここ4階にある男女別の浴室と、交替制の露天風呂の計3つ。
 残念ながら露天風呂は女性専用の時間帯となっており、入れませんでした。

 内湯は、檜風呂の「桧香の湯」と、石造りの「石風の湯」と名づけられ、時間帯によって男女が入れ替わるようです。ぼくが訪れたときの男湯は、「桧香の湯」でした。
 大きな旅館らしくひろびろとした、新しげな檜の浴槽を中心とする浴室は明るい色調で窓も大きくとられ、見られる風景は崩れた崖が主だったりするのでやや殺風景ではありますが、たいへんに開放感のあるつくりです。

 ただ、高級な宿ゆえに厳しい見方をすれば、床に敷かれているのが色合いは全体に合わせられているとはいえ樹脂製のスノコだったり、漆喰の壁などが湿気にやられてだいぶ傷んでいたり、あるいは置かれた観葉植物が場違いなほど安っぽかったりとか、目に付くところがないわけではないけれど、基本的にはたいへん上質な空間で、極めて気分よくお風呂での時間を過ごすことができます。

 お湯は無色ながら、浴室の扉を開けたとたんに香るほどの硫黄臭があってたいへんに温泉ぽく、さらには近年掘り当てられた毎分1,630リットル以上の湯がたっぷりと掛け流され、湯口からもっとも離れたところにいてもすぐ体中に泡つきが見られるほど鮮度が高く、たいへんにすばらしいものでありました。

 お湯は熱めではありますが、浴槽の一部が半身浴向けに浅くなっていたり、メインの大浴槽のほかにかなりぬるめの小さな浴槽が用意されていたり(こちらのお湯は希釈された温泉でしょうか?)、お湯に浸かり続けることはできないですが、お風呂自体は長いこと楽しめる、気の利いたつくりになっていました。

 入浴時間が11:00〜15:00(受付は14:00まで)と限られてはいますが、なんとかして訪れてみていただきたいところでありました。
 旅館の日帰り入浴料金は割高な感が否めませんが、ここにあっては、決して高くない設定であると感じました。

 でもいつかは、ここで宿泊できる身分になってみたいものです。
 なんせちょっといい部屋に泊まろうと思ったら1泊40,000円くらいしますので、今のぼくじゃ、手も足も出ません。

慶雲館(全景) 慶雲館(入口)

 
西山温泉 慶雲館

■ 甲州西山温泉 慶雲館 ★★★★★
  山梨県南巨摩郡早川町湯島825
  http://www.keiunkan.co.jp/
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ファーストアルバム「浅森坂」


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2008年01月05日

新遊亀温泉

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 甲府市の温泉銭湯、「新遊亀温泉」。
 住宅街の中の奥まったところにあり、カーナビとかを頼りに出かけても、もしかしたら一度じゃたどり着けないかも。

 しかしながら、ぼくがここを訪れるのは3回目くらいなのですが、6、7台分ある駐車場はいつも満杯になるほど人気の銭湯であります。
 というのも、ここのお湯は源泉掛け流し。しかもかなりの量が投入され、浴槽から浴室の床へと流れ落ちる様はなかなかに見応えがあり、お湯もにおいこそあまりないけれど茶褐色でぬめりのある、しっかりとした特徴を持つものなので、浸かっていてとても気持ちのよい良湯なのであります。

 なので、お湯に浸かったらもう出たくなくなってしまうのですが、L字型の浴槽は3つに区切られ、微妙に温度が異なるのですがどれも熱めで、長湯ができないのはたいへんに残念なところ。

 建物は古めでとくに見るところはなく、浴室も広いわけではないですが、お湯には特徴がありまたその使い方もよく、カランには固定式のシャワーがつくなど銭湯にしては利用しやすくもあり、甲府市内の温泉銭湯ではオススメできるところのひとつであると思われます。

新遊亀温泉

■ 新遊亀温泉 ★★★☆☆
  山梨県甲府市太田町11-5
【 theme!! Shine on you/globe (2006) 】 globe - maniac - Shine on you
maniac


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鏡温泉

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 甲府市相生、国道52号の1本南側を走る道路沿いにある「鏡温泉」。
 すぐ裏手には大きなホテルも建つ中にあって、かえって目立ってしまうほど古びた外観を持つ温泉銭湯です。

 この銭湯は敷地が狭いためか、表から入る時点で、男女別々の入口になっています。
 そのほかにサウナ用の入口もあったのだけれど、シャッターが降りていました。営業時間が異なるのか、もうやっていないのか。

 外観と同様、脱衣場も浴室もドキドキするほど古めかしく、昭和のにおいを色濃く感じます。
 浴室は広くなく、両脇に洗い場、中央に小さめの浴槽が2つ。温度が異なり、やや熱めとぬるめの設定になっています。
 さらに奥には岩風呂風の浴槽があり、お湯が高いところから流れ落ちる打たせ湯仕様になっており、ここはほかと比べて、気合いを感じるつくりになっています。

 お湯は、熱め、ぬるめの浴槽では緑がかったややにごりのあるもの。
 におい、肌触りなどに大きな特徴はなく循環もされているようですが、思いのほか温泉ぽく、ぬるめの浴槽は長湯も可能で、この古びた浴室に懐かしさとかを感じつつ、ぼんやりとお湯に浸かっていると、とても気持ちよいです。

 一方で岩風呂風の浴槽は、泉温30度ほどの源泉が、非加熱で使用されています。もしかしたら掛け流しかと。
 25、6度ほどで今の時期では冷たすぎますが、夏場などはたいへん快適に過ごせそうです。
 こちらは茶色がかった温泉で、加熱、非加熱の差だけにしてはとても加温浴槽とは異なる風合いでありました。

 この銭湯、古いだけって見方もありましょうが、ぼくとしては味わいのある佇まいと感じられ、悪くない印象でした。

鏡温泉

■ 鏡温泉 ★★★☆☆
  山梨県甲府市相生1-3-10
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THE CONCERT-CONCERT TOUR 2002「Home Sweet Home」-


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2007年12月22日

スターらんど

 都留市にある「スターらんど」。
 国道139号からちょっと奥へ入ったところにある、宿泊施設も備えた健康ランドです。

 時代に取り残されて然るべきネーミングではありながらも、その名前からちょっとは華やかなところかと思っていたのですが、訪れてみますと、ごくふつうでした。

 やや落胆しつつフロントで料金を支払い、浴室へと向かいます。
 脱衣場は、健康ランドらしく大きめのロッカーが並びますが、どれもかなり古く、怪しげな気配を醸します。
 タイル張りのそっけなさげな浴室は照明が間引かれ、また「清潔」とは反対の言葉が浮かびそうなニオイが気になり、ヤバイです。
 内湯の広さはさほどではなく、それでも一部にジェットを装備した大浴槽、漢方風呂、素粒水なるものを使った水風呂(サウナ用の水風呂とは別)があり、中庭的スペースの露天にも1つの浴槽があります。

 お湯は、「天然温泉じゃないからこそ素材にこだわります」的なコトが掲げられ、漢方風呂、素粒水風呂など名前からソレとわかるもののほかにも、大浴槽には炭が、露天には3種類の石がなんらかの形で用いられているのだとか。
 でも、漢方風呂が真っ黒なのはなんとなくわかるにしても、大浴槽はグリーン、露天はショッキングなピンク、さらにそれらからは安っぽい入浴剤の香りがする、ってのはいかがなものかと。
 志が高いのはわかるのですが、根本的に、この方向性はナシなのではとか思われました。
 施設も古く、とても気持ちよく過ごせる、といった感覚からはほど遠いトコロでありました。

 なお、健康ランドといったら気になってしまう休憩スペースですが、2階に仮眠室があるらしいので行ってみたところ、「防犯上の当局の始動により」営業を終了しておりました。
 とすると、あと無料で堂々と休めるのはソファくらいなものしかなく、これじゃもう、健康ランドではないです。

 館内着は付かないものの浴用タオル、バスタオルがついて1,000円は安いと思っていたのですが、むしろ高いです。
 タオルもなんだかちょっとにおいまして、ここはとても、オススメできなく感じました。

スターらんど

■ スターらんど ★☆☆☆☆
  山梨県都留市下谷2450-1
  http://www.star-land.co.jp/
【 theme!! CARNAVAL 〜すべての戦う人たちへ〜/Dreams Come True (2007) 】
AND I LOVE YOU(DVD付)


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