金曜日に休暇がとれたので、1泊2日の行程にて西伊豆を中心に湯めぐり旅をしてきました。
湯めぐりを目的とした旅行は初めてで、スケジュールの立て方や事前の下調べが悪くて2日間で7湯しかめぐれず、のんびりするはずの温泉にあわただしく浸かる場面も多々あったのですが、そのへんの反省点は次回に生かしていきたいと思いつつ、今回の旅についてレポートします。
[ 06/05/12 (金) 1日目 ]
休暇がとれたので、前日(11日)の晩にネットで西伊豆の雲見温泉に宿をとり、湯めぐり旅を敢行することにしました。
8:00、甲府を出発。
新御坂トンネル経由で河口湖方面に抜け、富士吉田ICから須走ICまで東富士五湖道路を使い、静岡入り。
御殿場を通るので、とりあえず「御殿場プレミアム・アウトレット」へ立ち寄り。
まだ10:00だったので1時間半ほどウィンドウショッピング。
今日の宿は歯ブラシがつかないことを思いだし、「Franc Franc」で購入。ほかには何も買わず。
ここのアウトレットはもう3回目くらいだけれど、アウトレットなのにお得な品が少ない気がして、あまり購入意欲をそそられないです。
同じアウトレットなら、我が山梨は北杜市小淵沢町にある「八ヶ岳リゾートアウトレット」のほうが、規模はずっと小さいけれどワゴンセールなんかがけっこうあって、ぼくとしては楽しめます。

昼食をはさみ、国道246号、1号などを通り国道136号で伊豆へ。
最初の目的地は、西伊豆町から10kmほど山側に入ったところにある「西伊豆町営 やまびこ荘」。
西伊豆町まで出ると遠回りになるので、湯が島温泉まで中伊豆を南下して県道に入り、県道で西を目指すルートをとったら、概ね車同士のすれ違いができないような道を延々と30km近く走るハメになり、緊張しっぱなしのドライブになってしまいました。
■ 西伊豆町営 やまびこ荘
静岡県西伊豆町にある町営の施設、「やまびこ荘」。
西伊豆町の市街から、ときおり車のすれ違いができないくらい狭いところのある道を10kmほど山側に入ったところにあります。
ここは、かつて学校として使われていた建物を、外観はそのままに内部を少しリニューアルして宿泊の用に供している、一風変わった施設です。
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詳しくはこちらで 西伊豆の海側に抜け、西伊豆町営の温泉施設「沢田公園露天風呂」へ。
■ 沢田公園露天風呂
静岡県西伊豆町にある町営の温泉施設「沢田公園露天風呂」。 堂ヶ島の近く、海っぺりの高台に建つ小さな施設です。 あまりに小さくて浴槽は露天の1つのみ、カラン等の設備もないので体を洗ったりとかはできません。
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詳しくはこちらで そう言えば「西伊豆町営 やまびこ荘」、「沢田公園露天風呂」を含めて5箇所ある西伊豆町営の温泉施設に、通常は入浴料各500円×5=2,500円かかるところを1,000円で入浴できる「入浴手形」が発売されており、やまびこ荘で買おうと思っていたのに、建物があまりに趣深くて興奮してしまい、すっかり忘れてしまいました。
もう1箇所くらいどこかのお湯に、と考えていたのですが、思った以上に遅い時間になっており、夕食の時間が決められていたためにチェックインの時間を延ばすわけにもいかなかったので、宿へ。
宿は松崎町の雲見温泉にある「食べる温泉宿 大漁」。
当初は素泊まりを予定していたのですが、料理自慢の宿ぽかったので、夕食に刺身の舟盛りが出る夕朝食つきのコースにて宿泊しました。
■ 食べる温泉宿 大漁
静岡県松崎町は雲見温泉にある民宿、「食べる温泉宿 大漁」。
温泉であるのはもちろん、民宿ながら露天風呂を備えた浴室があるとの理由から宿泊しました。
料理自慢ぽかったので、当初は素泊まりを考えていたのだけれど、贅沢にも夕食に刺身の舟盛りが出る夕朝食つきのコースにしてみました・・・
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詳しくはこちらで[ 06/05/13 (土) 2日目 ]
朝からあいにくの雨。しかもチェックアウトするころには土砂降りに。
雨男なので、旅先で雨に降られることはしばしばあるのですが、今日は露天風呂がメインのところもいくつか予定しており、いつもより雨を恨めしく思ったり。
9:00ごろ宿をチェックアウト。
土砂降りの雨の中、最初に向かったのは宿から2kmほどしか離れていない、石部海水浴場のすぐそばにある「平六地蔵露天風呂」。
■ 平六地蔵露天風呂
静岡県松崎町の石部海水浴場のすぐそばにある「平六地蔵露天風呂」。 24時間無料で入ることができるお風呂です。管理する人が常駐していない、ということでもありますが。
脱衣場も浴槽も1つしかない混浴のお風呂なので水着着用が前提とされており、いちおうそれらしきものを持参したのですが、ほぼ同時に訪れた常連さんと思しき男性が当たり前のように何も着けずに入浴されたので、ぼくも右へならえで・・・
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詳しくはこちらで 無事に露天風呂での入浴を終え、松崎町の市街から5kmほど山側に入ったところにある「道の駅 花の三聖苑」へ。
道の駅がなにげに好きなもんで、見つけるととくに用がなくても立ち寄ってしまいます。
この道の駅は、主に松崎町出身の偉人を紹介した施設を中心とした構成になっており、歴史のある建物を復元したものなどもあって、道の駅としては楽しめる要素の多い部類に入りましょう。
が、地域の方法を手に入れるための施設が売店の片隅に置かれたパンフレットコーナーと、表に掲げられたよくある周辺マップめいたものしかないのは、どんなもんかと思われなくもないです。
また、施設内には温泉施設、「かじかの湯」も併設されていて、その存在は知っていたものの、そんなに特筆すべき事項はないであろうと判断してスルーする予定だったのですが・・・立ち寄ったついでについつい入浴してしまいました。

■ かじかの湯
静岡県松崎町にある「かじかの湯」。
「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」内にある入浴施設です・・・
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詳しくはこちらで さらに山の方へと少し入り、「大沢荘山の家露天風呂」へ。
■ 大沢荘山の家露天風呂
静岡県松崎町にある「大沢荘山の家露天風呂」。
手前200mほどのところにあ駐車場に車を停めて川沿いの道をてくてくと歩き、専用の細い吊り橋を渡った先に、木々に囲まれるように佇んでいます。
旅館「大沢荘」が経営する日帰り入浴施設ですが、宿のホームページによると本体の旅館は休館中のようです・・・
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詳しくはこちらで 西伊豆の温泉めぐりはここまで。昼食を先ほどの「道の駅 花の三聖苑」でいただき、帰路へ。
しかしながらまっすぐ帰るのではなく、昨日の夜に宿で中伊豆の温泉にも入ってみようと発作的に思いつき、日帰り温泉のガイドブックなどを見て決めた、伊豆の国市の旧伊豆長岡町にある「湯屋 光林」を目指します。
伊豆長岡へは、国道136号を沼津方面へずっと走ってゆけばよいところを、ちょっと変わった道を走りたくなって途中で西伊豆スカイラインへと逸れて修善寺へと出るルートをとってみたところ、これが大失敗。
もともと雨が強いところに強風が加わり、標高の高いところでは横なぐりの雨。しかも霧が出てしまい視界がえらく悪くて難儀する結果になってしまいました。
晴れていれば気持ちのよいドライブを楽しめたかもしれないですが、天気の悪いときはふつうのルートを選ぶべきであったかもしれません。
なお、西伊豆スカイラインではずっと前後に車の陰は見えず、すれ違った車も1台だけでありました。
やっとの思いで横なぐりの雨+霧のエリアを脱して修善寺へ抜け、ふたたび国道136号に乗り目的の伊豆長岡温泉へ。
■ 湯屋 光林
静岡県伊豆の国市の旧伊豆長岡町にある「湯屋 光林」。
かつては旅館であったという建物を利用した施設ですが、現在は宿泊プランもあるけれど日帰り入浴がメインとなっているようです・・・
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詳しくはこちらで 最後にもう1湯、伊豆長岡温泉から少し東に逸れたところにある「伊豆 駒の湯温泉 源泉荘」へ。
今回の旅を締めくくる温泉です。とは言っても、時間的にあと1箇所くらい寄れそうだったので、半ば行き当たりばったりで決めたのですが。
■ 伊豆 駒の湯温泉 源泉荘
静岡県伊豆の国市の旧韮山町にある「伊豆 駒の湯温泉 源泉荘」。
有名な伊豆長岡温泉からほど近いところにあるけれど、それを感じさせない静かな山の中にある旅館です。日帰り入浴も積極的に受け付けてくれています・・・
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詳しくはこちらで ここを最後に、今回の旅は終了。
沼津ICから御殿場ICまで、ETCの通勤割引時間帯を使って東名高速に乗り、あとは往路と同じルートで甲府へと戻ってきました。
今回の反省点を生かして、また湯めぐり旅に挑戦したいと思います。
【 theme!! soft parade/globe (2001) 】
