今日はひさしぶりに、映画を見てきました。
映画館へと足を運ぶなんて、前に見たのをまったく思い出せないことから推測すると、たぶん数年ぶり。
映画自体は嫌いではなくて、DVDなんかではちょこちょこ見るんだけど、映画館はをほとんど訪れないのは、入館料をすごく高いと感じてしまうからなのです。
CDコレクターのぼくは、通常1,800円くらいの入館料を見ると、もうちょっとでCDシングルが2枚買えちゃうじゃんとか、考えてしまうのです。
ところが、甲府市内にある郊外型の映画館、「グランパーク東宝8」では、20時以降に上映が始まるものについては、レイト割引として1,200円で映画が楽しめるというではありませんか。
いや、調べてみるとほかでも同様の割引制度はあるみたいですが、車で気軽に行ける映画館は、近隣ではここくらいしかないのですよ。
さらに、映画館で知ったことなのだけれど、毎週金曜日はメンズデイとして、男性は1,000円で映画を見られるのですね(ちなみにレディースデイは、水曜日)。
おまけに、スタンプカードも用意されていて、有効期間は半年と短めながら、映画を6回見ると、次は無料になるサービスまでありました。
なかなかお得感あふれるサービスが充実していて、頻繁に映画館を訪れてしまいそうな予感が、します。
そして映画館のチケット売場で料金を提示されて初めて気づいたのですが、これは多くの映画館で行われていることと思われるけれど、毎月1日は1,000円で映画を見られるのでしたねぇ。
さて、そんなこんなで見てきたのは、「ゲド戦記」。
スタジオジブリが放つ大作アニメ映画。宮崎駿監督のご子息、吾朗氏の第1回監督作品であります。
とにかく暗いストーリーは、ぼくは嫌いじゃないですが、長編である原作の一部を核に、ぎゅっと2時間弱の上映時間に押し込めたストーリーはとても舌っ足らずで、出てくるいくつかのエピソードや、登場人物同士のつながりなどが語られないまま最後までほっぽらかしだったのは、いくらなんでもいかんともしがたかったです。
絵も、ぱっと見ると、宮崎アニメ風ではあるのですが、イマイチ上質とは言えず、とりわけ主人公とヒロインの顔つきとかに魅力が感じられなかったのは、残念。表情の変化がわざとらしいのも、気になってしまいました。
駿監督ならばもっともっとうまくつくれたのでしょうが、これは吾朗氏の第1回監督作品。
次作に期待して、ひとまず温かい目で見守ってやらなくてはいけないのかもしれません。


■ ゲド戦記
http://www.ghibli.jp/ged/【 theme!! テルーの唄/手嶌葵 (2006) 】

posted by BONGO at 23:00| ☁|
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