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2008年01月20日

火の山温泉 どんどこ湯

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 南阿蘇村にある「火の山温泉 どんどこ湯」。
 「アーデンホテル阿蘇」に併設される日帰り温泉施設であります。

 広い広い駐車場に車を停め、入口へと歩いてゆきますと、2匹のブタ、「どんちゃん」と「どこちゃん」がいらっしゃいます。
 「火の山温泉」とかいう勇ましい名前とはうらはらな、このかわいらしさは、なんとも。

 さて、券売機で購入した入浴券をやけに愛想のいい受付のおばちゃんに渡し、浴室へ。

 浴室はかなり広い・・・のですが、湯気が立ちこめそして昼間とはいえ雨が降っているからか薄暗く、どうにも全貌がつかめません。
 よく目を凝らしてみると、巨大な岩と原木を多くあしらった、原始的ともいえるワイルドさが感じられます。明るかったらけっこうよさげな雰囲気かと。

 浴槽は、内湯にあつ湯、ふつう湯、ぬる湯の3つ。
 あつ湯、ふつう湯は、泉温46度ほどの源泉が非加熱で掛け流し。ぬる湯のみ地下水を足しているのだとか。
 そのぬる湯はバイブラ仕様で、浴槽はタイル張りと全体からすればちょっと趣が異なります。
 が、派手に装飾されているわけではなくまたややレトロっぽさもあり、浴室になじんだ佇まいでありました。

 また広い露天風呂もあり、こちらも内湯と同様のワイルドさを感じます。
 しかしながら、なんと雨だからか5つある浴室のうち3つは湯が抜かれ、チェーンで入れないようにしてあります。岩風呂や寝湯みたいなものが見えたのですが。
 残り2つのうち1つは小さな長方形の岩風呂、でしたが屋根がなく、雨も激しかったので入れず。
 仕方なく屋根のかけられた大きな岩風呂で過ごします。
 加水なしで源泉が掛け流されていると思われるこの浴槽のお湯は熱めでしたが、外気温が低かったので、お湯に浸かったり浴槽のフチに腰掛けたりをしていると実に心地よく、すべての浴槽に入れなかったのは残念でしたが、ココだけでもとりあえず、満足できました。

 においはあまりないのですが、お湯も掛け流しでありまたやや白濁していてとても温泉らしく、気持ちのよい時間を過ごすことができました。
 もうちょっと浴室内が明るいともっといいんだけれど、でもオススメできます。

 なお入浴した方には、瓶牛乳を1本サービス。
 コーヒー牛乳をいただきました。
 しかも熊本の特産品、ジャージー牛乳でした。

どんどこ湯 入口 どんちゃん

どこちゃん ジャージー牛乳

 ちなみに「アーデンホテル阿蘇」へ宿泊すると、ここの温泉は無料で利用できます。

 
アーデンホテル阿蘇

■ 火の山温泉 どんどこ湯 ★★★☆☆
  熊本県阿蘇郡南阿蘇村下野135-1
  http://www.arden-aso.jp/dondoko/
【 theme!! ラブ・ストーリーは突然に/小田和正 (1991) 】
自己ベスト


posted by BONGO at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お風呂 熊本県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

露天湯 椛(もみじ)

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 山鹿市にある「露天湯 椛」は、周りが大型トラックの駐車場だったりとかして環境はイマイチですが、ここ自体は和風な面持ちの、風情を感じる日帰り入浴施設。
 なんと、大きな浴室があるのではなく、すべり台風呂、洞窟風呂、岩風呂、滝風呂、ハート風呂など、趣向を凝らした全10室の貸切風呂だけで構成されています。
 ぼくとしてはすごく驚いたのですが、あたりをよく見てみると「家族風呂」みたいな表示が多く掲げられているので、ここらへんではそんなに特別なことではないのですか。

 さて、訪れた夕方16:30ごろの時間帯で、7、8部屋が埋まっており、空いていた中から「角岩風呂」に入りました。
 利用料は50分で1,300円/室。部屋によって1,000円〜1,500円までの価格帯があります。

 受付で鍵を借り、長屋風に並んだ浴室の扉を自分で開けてお風呂に入ります。
 さすがに浴室は広くなく、洗い場は1つあるのみだけれど、3人くらいならなんとか入れそうではあります。ちなみにシャンプー、ボディソープの類は装備されてないです。

 「角岩風呂」には、シンプルながらも重厚な石を用いた四角い浴槽があり、樹木も今の時期は枯れ気味だけれどほどよく植えられていて、風情と高級感のある佇まい。
 まだ新しい施設のように見え、また前の人が出たあとはきちんと清掃も行われているようで、清潔感もあります。

 浴槽のお湯はそのつど栓が抜かれ(退室の際は、お風呂の栓を抜いてください、との張り紙があるのです)、受付を済ませると湯が張られ始める仕組み。
 脱衣場で服を脱いでいる間、非加熱かつ加水なしのお湯がどばどばと貯まってゆく様は、見ていてたいへんに気持ちのよいものです。
 ただ泉温は52度ほど。湯口でも45度以上はあったでしょうか、たいへんに熱いので注意です。
 水道の蛇口もあるので熱いのが苦手な方は水を足せばよいのですが、ぼくはもったいないので、熱かったけれどそのままのお湯を堪能させていただきました。

 で、そのお湯は無色かつ無臭ながらかなりのぬめりを感じるもの。
 お湯も新鮮で、長湯はできないけれど、浴槽のフチに腰かけてはまたお湯に浸かり、を繰り返してしまいました。

 なお、お湯は制限時間の10分前に止まりますので、それまではいちいち時間を気にすることなく、お風呂を楽しめるのもよいです。

 貸切風呂の施設が珍しいってのもあったけれど、雰囲気もお湯もよく、たいへん興味深いところでありました。
 でも、家族連れの方も多かった一方でカップルさんもそれなりに見えておりまして、あんまり深く詮索するとアレだけれど、とくに「ハート風呂」なんてそのまんまアレですし、そのへんはどんなもんでしょうか、ねぇ。

露天湯 椛 各浴室の入口 角岩風呂

■ 露天湯 椛(もみじ) ★★★★☆
  熊本県山鹿市中1326-11
  http://rotenyu-momiji.sakura.ne.jp/
【 theme!! PRIDE/今井美樹 (1996) 】 今井美樹 - PRIDE - PRIDE
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posted by BONGO at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | お風呂 熊本県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅館 こうの湯

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 南小国町は黒川温泉にある「旅館 こうの湯」。
 館内にはいくつかの浴室があるようですが、立ち寄りで入れるのは露天風呂、「森の湯」のみ。
 立ち寄り湯専用の受付もあり、そこで料金を支払います。

 そのすぐ脇にある入口をくぐりますと、木のぬくもりが感じられるレトロな脱衣場。良好な第一印象です。
 露天風呂には大きな岩風呂がどでんと1つ。一部には屋根がかけられ、寝湯っぽくなっております。
 屋根がかけられているのとは反対側はとても小さな洞窟風呂になっていて、熱と蒸気がこもるそこは天然のスチームサウナ的な位置づけにも感じられ、隠れ家っぽくて楽しい一方で、照明がなくまた狭くて昼間でさえちょっと怖く感じるかも。

 高台にありながらも遠くの景色を眺めることのできない立地でありながら、なんせお風呂が広いので、じゅうぶんすぎるほどの開放感。また温泉街から離れたところにあるため周囲は静かそのもで、たいへんによい環境の中でお湯に浸かることができます。

 なお洗い場も3、4箇所あり、パンフレットやホームページでは屋外にあるようですが、今は別室となっており、雨風寒さその他から身を守れるよう改善が図られております。

 お湯は、においや肌触りには大きな特徴を持たないけれど、やや白くにごり、なかなかの温泉ぽさ。
 53度ほどの源泉が非加熱掛け流しで提供されています。
 泉温はこのあたりでは低いほうで、もっと熱い源泉を持つ施設だと加水されているところもありますが、ここではそれもなく、広い浴槽でお湯を外気にさらすことで温度を下げていて、とてもよい湯づかいです。

 「黒川温泉」のほかのところを訪ねていないのでなんとも言えないのですが、ほかとの比較を抜きにすれば、ここでもじゅうぶんすぎるくらいじゅうぶんに、スバラシイお風呂でありました。

こうの湯 立ち寄り湯受付 脱衣場

露天風呂 洗い場

■ 旅館 こうの湯 ★★★★☆
  熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6784
  http://www.kounoyu.jp/
【 theme!! 緑の日々/小田和正 (1984 / 1993) 】
自己ベスト


posted by BONGO at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お風呂 熊本県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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